本田技研工業株式会社(以下、Honda)が事業創出を支援するIGNITIONプログラムにおいて、同社外から初の一般公募が行われ、Qolo株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役:江口洋丞)の提案が支援対象に採択されました。

Honda IGNITION 一次審査会
Honda IGNITION 一次審査会 (写真提供:Honda)
(左)株式会社本田技術研究所 常務執行役員 先進技術研究所 小川 厚 氏(右)Qolo株式会社 代表取締役 江口 洋丞

提案テーマ:起立や長距離歩行が困難な下肢運動機能障がい者向けの「すばやい立ち上がり動作」と「立ったままの移動」を実現するモビリティ

今後、Hondaのタスクフォースチームによる事業開発、デザイン、エンジニアリング面を中心とした支援を受け、弊社が開発中のモビリティモデルの実用化に取り組みます。

開発中のモビリティモデルについて
足が不自由な方でも、すばやくすっきり立ち上がることができ、立ったままでも座ったままでも移動できる新しい乗り物です。
電動車椅子の規格に準拠し、在宅、就労環境、エンターテインメント領域など日常生活に幅広く立ち上がる時間を取り入れ、生活を便利にしながら、ユーザーの能力を引き出します。

Qolo株式会社について
立ち上がることで車椅子使用者の潜在力を引き出し、よりよく働き、健康寿命が伸びる社会を目指し、病院で使う「起立リハビリテーション機器」と退院後に使う「立位モビリティ機器」を提供します。
脚が麻痺したユーザーでも電気を使わずに立つ、座る動作を支援する独自技術を中核として、情報技術との融合によるリハビリDX、および屋内での移動性能を強化したモビリティ技術と組み合わせた製品開発を進めています。

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